「本物の和の建築」+「HEAT20.G2」の融合は、普通できないが・・・

 

省エネ住宅の国内最高レベルはG2。

G3は存在するが国内の現実的な話をしたいと思う。

 

省エネの観点からだけで言うと、

 

1.木造在来工法

 

↓レベルアップ

 

2.断熱等級4(国が認定する省エネ住宅、銀行のフラットに対応可能、省エネの部分で言うと長期優良住宅もここ)

 

↓レベルアップ

 

3.ZEH(エネルギーをゼロにするハウス、安藤工務店の断熱性能はこのレベル)

 

↓レベルアップ

 

4.HEAT20のG1

 

↓レベルアップ

 

5.HEAT20のG2(事実上の国内最高等級)

 

↓レベルアップ

 

6.HEATのG3(ドイツか?)

 

 

県北を除いて岡山はおよそが省エネ地域6というのを抑えておく。

 

県内の住宅会社を見渡しても、G2を実施して、なお、本物の木の家を実現しているところは存在していない。

意匠性と技術は感性なので何が「本物の木の家」かというのはそれぞれ違うが、「見る人が見て唸るかどうか」という事だろう。

そんな中、全国区レベルの建築家は、建築の坪単価120~170万円などで「本物の木の家+G2」を実現している。

ただ、これは岡山では考えられない坪単価であるので、

私はこの金額をまだまだ下げてなお、「本物の和の建築+G2」を実現できないかと日夜研究している。

 

条件は、

壁&天井の熱貫流0.46、

土間まわりの熱抵抗1.7、

開口部熱貫流1.6、

第一種換気で全熱換気(弊社は熱換気全てを大切な延べ床面積の1.2階合わせて1畳取るのは違うと思っていて、かと言って全てを天井埋め込みはメンテナンスにはきついのではないかと思っているので、フィルター機と熱交換機を分ける)。

気密は1以下でないと意味を成さないだろう。

開口部は、サッシならトリプルガラス(その内low-eガラス2枚)と枠はオール樹脂にすればU値はとれるが、

問題は木製建具。本当にここを求めていくなら、かなり高額ではあるが数値を確保できるユダ木工かプロファイルウインドウしかない。

意匠性(芸術性)とG2の融合を言うならそれしかない。もちろん、目張り等の対処で終わらせて、木製建具が持つ何にも代えがたいあの質感・趣のたまらない魅力を優先させるなら、安藤工務店が隙間風防止の追究をして開発した独自のディテールの木製建具を使いたいとは強く思っている。

 

あと、外壁や軒が、窯業サイディング仕上げで皆さんがよく口にする「なんちゃっての木の家」ならばG2でも容易に対応可能なのだが、

木を現わしにした安藤工務店らしい「本物の和の建築+G2」を実現するのであれば相当の設計力と大工技術力が求められるのだ。

 

そこで、今日、「本物の和の建築+G2」としての一つの答えを導き出した。

 

まだまだ追究するが、耐震等級3の認定(相当ではなく)、準耐火仕様(省令準耐火)、準防火仕様…、これらは本物の和の建築を造ろうと思うなら相当なハードルが待っている。

コストが許されるのであれば、これら全てを解決した上での「本物の和の建築」を建てたいと思っている。

 

安藤工務店はもう答えを出しています。

 

by 安藤洋介