木製建具の外部枠は、耐久性があり、赤身の木肌が美しいピーラ(米松の柾目)。
ここ数年でより手に入りにくくなっている材ですが、
できる限り外部枠はピーラにこだわりたいと思っています。
戸を閉めたときに隙間が生じないよう戸ジャクリを入れた方立てに、
敷居の下地材を入れるため、現場で掘り込みを入れます。


土台にはあらかじめ切れ込みを入れておき、ここに敷居の板金の上端を差し込んで雨仕舞をよくしています。

鴨居、方立て、敷居の四方枠を付けたら、採寸をして木製建具の製作に入ります。

A.A