建築史家・黒田龍二氏と、流体力学学者・蔦原道久氏。

 

以前より注目していた建築史家の第一人者である神戸大学の黒田龍二教授に会うため、

神戸大学の工学建築学科の研究室に行って参りました。

 

 

 

 

「流体力学」の自然科学を研究していた義父の神戸大学名誉教授の蔦原道久の尽力により、夢のような会談が実現しました。

 

 

黒田龍二教授は、奈良の東大寺大仏殿の中に十数年前から建築構造の研究結果を大きく展示されていたり、

(奈良の大仏殿より大きかった豊臣秀吉が造ったとされる)幻の京都の大仏殿(方広寺)の復元図をおこされています。

 

 

 

私を含め古代史好きの方なら言わずと知れたオオクニヌシが祀られている「出雲大社」。

その出雲大社の当時の姿を、その横にある県立歴史博物館に模型として5体展示されていますが、その内の1体も黒田教授の作品です。

この建築の造りについても、貴重なお話しを色々とお聞きすることができました。

 

 

今週の30日にNHKで放送される「歴史ヒストリア」にも、黒田教授の考えられた建物が紹介されます。

事前にほんの少し教えていただきましたよ^^

 

 

今までにも黒田教授は、「世界ふしぎ発見(TBS)」や、「NHKスペシャル(NHK)」など多数のメディアに建築の研究結果を紹介されている現代の古代建築史家の第一人者であるため、独特の緊張感の中(笑)、

「古代文化や古代建築」・「古代から現代に至るまでの宗教やイデオロギー」にまで(オフレコ含めて)

夢のようなお話しをお聞きすることができました

 

 

 

黒田龍二先生、お忙しい中本当にありがとうございました。

 

義父の蔦原道久は、神戸大学を退官した今は歴史好きが嵩じて、

近い将来に歴史小説の本を出すことを目標として歴史研究に邁進しています。

それだけではなく、専門の「流体力学」を生かして「風車」=「自然エネルギー」の実用化に向けて民間会社と組んで監修しながら頑張っております^^

 

「研究も、商いに繋がらないと税金の無駄やで」が口癖です。

ものすごいバイタリティーで、私は会うといつもとんでもないパワーをもらって帰岡します

 

私も人にパワーを授けられる人間になりたい…。

かっこいい人生の先輩方に会うと、いつも「まだまだやな…」と痛感します。

 

 

by 安藤洋介