先日、クライアントのH様と一緒に、杉の床材に塗装をしました。
針葉樹である杉の木は、日本の風土に合っており、比較的成長が早い樹です。
そのため、板の中に空気をたくさん含んでいて、
足触りが柔らかく、裸足で歩いてもヒヤッとしにくいのです。
もちろん、柔らかい材料はその分傷が付きやすいのですが、
そこは無垢の良いところで、傷が“味”になってきます
それに、物を落としてしまったりしてできた大きな傷は、
W様がブログに書いてくださっているようなお手入れをすれば、
ほとんど分からなくなってしまいます
小さなお子様がいらっしゃるH様に安心して暮らしていただけるように、
塗料は、ドイツのリボス社が製造した「人と地球に優しい自然塗料」を使用しています。
アマニオイル等を原料にしており、木の内部に浸透する塗料なので、
表面を保護しながらも、塗膜を作らず、木の呼吸も妨げません。
私達もお手伝いして、ほぼ2時間で1Fの全ての床材に塗装することができました。
H様、お疲れ様でした!
家造りに参加していただけたこと、「塗装の作業が楽しかった」と言っていただけたこと、
私達も嬉しく思っています^^
貼り上がりを見られるのは、床の養生を取るときなのでしばらく先。
A.A