丘の上の平屋 棟上げ【Ⅰ】

気持ちの良い秋晴れの日、無事丘の上の平屋の棟が上がりました。

写真の枚数が多いので、【Ⅰ】と【Ⅱ】に分けてお伝えしたいと思います。

 

玄関ポーチ部分の登り梁や桁は、「あらわし」です。

 

加工場で刻んでいた吉野杉を組んでいきます。

桁に登り梁が架かる底部分が、しっかりと付いていますね。

(桁の端先は後日鋸で切り落とします。)

 

 

こちらも手で刻んだ杉の磨き丸太。

高さもドンぴしゃで納まりました。

 

丸柱に吉野杉の「強力棟」を架けていきます。

 

化粧材で長さ7m以上必要な場所なので、

「追掛け大栓継ぎ」という継手で材をつないでいます。

(加工が難しいですが、強固な継手です。

後日込み栓を打ち込みます。)

 

この強力棟に、化粧の「登り梁」を架けていきます。

棟と登り梁、登り梁の合わせ部分も、良く付いています。

 

 

秋晴れとは言え、最高気温30度まで上がった暑い日でしたが、

総勢12人の大工さんは汗を流し、本当に丁寧に仕事をしてくださいました。

 

【Ⅱ】へ続きます。

 

A.A