Y様邸 杉板押縁張り外壁

耐力壁にはEXボードという防水性と防カビ性の高い外壁用の耐力面材を用いており、

柱、間柱、梁などの構造材に確実に釘留めしていきます。

このボードは耐力壁面材であるとともに、杉板で仕上げる外壁面の耐火性能を担保する不燃認定材料です。

 

EXボードの外側には透湿防水シート、通気胴縁を設置し、壁内の湿気を排出するための通気層をつくっています。

通気胴縁の上に横胴縁を取付け、杉板の受け材としています。

 

アルミ樹脂サッシや木製建具廻りの無垢木の額縁、敷居板金、手造りの無垢木の格子も取付。

 

杉板は赤身勝ちのものを選別してもらっていますが、更に現場で並べてみて色の濃いものを南や東に持って行きます。

 

 

開口部廻りの木の外部額縁にはあらかじめ溝を掘り、杉板を差し込めるように細工をしています。

これは年月が経って木が痩せても要所の隙間が空かないようにするためです。

 

無垢の杉板を外壁に張るため、どうしても割れは生じてしまいますが、

それを最小限に抑えるためにいくつか仕掛けを施しています。

杉板押縁仕上げという昔からある仕上げですが、工法や細工は日々研究して現代の品質に合わせ、

美しく経年変化していくように、と考えて施工しています(^^)

 

A.A