西粟倉村の杉を加工した、無垢の床材を貼っています。
この床材は本当に良い材料で、針葉樹系の床材がご希望の場合、
ほぼこちらをお奨めしています(^v^)
木の国 ・鳥取県 智頭町は、「智頭杉」の産地であり、
そのすぐ近くの岡山県 西粟倉村で育ったのがこの杉です。
寒暖の差が激しい気候風土から、
身の詰まった美しい材料がとれます。
内部の壁の仕上げで、珪藻土を希望される理由の一つに「調湿性」があると思いますが、
床や天井に貼る無垢の木の板にも、それに勝るとも劣らないだけの調湿作用があります。
木は伐採された後も呼吸しているので、湿気を吸って膨らんだり、
乾燥して縮んだりして、室内をとても快適にしてくれます。
更に、杉には抗菌・防臭効果があり、
昔から水回り(トイレや洗面)に多く用いられています。
この床材は、先日クライアントご家族で自然塗料を塗ってもらったもの。
ほぼ無節のものは玄関やリビングダイニングへ、
節の有るものは廊下や物入れの中へ、
「適材適所」に貼っていくようにしています。
柔らかく繊細な材料なので、細やかな仕事が求められます。
A.A