京都 建仁寺

京都の建仁寺へ行ってきました

京都最古の禅寺として有名な「建仁寺」は、
開山が「栄西」で、開基が「源頼家」。

・(開山)とは…寺を開創した僧侶、という意。
・(開基)とは…その寺を開創するに援助したスポンサー、という意。

「栄西」とは、
岡山県出身で、中国から茶を普及させた、日本の「茶の祖」としても知られる僧侶です。

法堂天井画の「双龍図」は有名で、なかなか迫力がありますね。

 

 

 

 

ここで、一番感動したのはなんといっても、東西南北どの角度から見ても「正面」だとされる、潮音庭です。

 

 

 

 

”禅の教え”に似た潔い簡素なお庭の作りと、
陽春の光と、
時折静かに流れる薫風が、
穏やかなひと時をもたらしてくれます^^

来訪者らは、皆、ここで座り込んで、春の優しさの中に、身を預けているようでした。

 

 

 

 

私の設計感覚から言っても、中庭って、一番贅沢で、素敵なものだと思っていて、
古くから日本の住宅でも、「長屋」などでよく見られます。

 

 

 

 

家の中で、
『光を独り占めして、風を取り込む』中庭は、
自然美を上手に生かした、
最高の空間ですemoticon-0155-flower