今日は、自然塗料を塗った杉の床板を貼ってゆきます。
でも、ただ貼ってゆく訳ではありません。
安藤工務店では「ひと手間」加えます!
約230枚ある杉板を一枚一枚、
節の付き方や色具合を見て、
4つのグループに分けていきます。
玄関・リビング・ダイニングなどの、
人の目や手に触れることが多い所には、
目のきれいなものを貼っていき、そうでないものは、
物入れの中や、家具の下にくるようにして、
上手に材料を使うのです。
そこにある材料を、ただ手に取って、順番に貼ったり、
端から順にカットして納める方が、
作業としては早く進みます。
コストカットを強いられたり、
ぎりぎりの工期しかみられていない職人さんでは、
こんな手間を取る事は難しいと思います。
でも、色々なところで、
ひと手間・ふた手間と加えていくことが、
建築の仕上がりに驚くほど影響を与えることは
言うまでもありませんよね
こんな「ひと手間」が、気が付かないような
マニアックな所にも隠れているので、
またブログに書いていきたいと思います
A.A