湿式外壁下地のもっとも一般的な「木摺下地」。
手間はかかりますが、この後のモルタル下地のクラック(ひび割れ)が入りにくい。
90mm巾の桧の板を、通気縦胴縁の上に張っていく。
板と板の隙間は17~18mm、釘は1ヶ所当たり3~4本、節を避けて打っています。
約500枚の板一枚一枚を見て、全て木表側(↓画像の板の上側)を外側へ向ける。
打込んだ釘が、桧の力によって押し上げられてしまうのを防いでいます。
完成時には見えなくなる所まで、正しく工事をしている会社や大工さんは、
多くの人が考えているよりもずっと少ないと思います。
A.A