刻み時に使う、叩き鑿(のみ)。

 

造作鑿(のみ)より、一回り大きい。

 

なぜなら、刻みは、構造材など大きい材を扱うからです。

 

 

28年間で、1本ずつ、高級な物だけを買い集めて、およそ14本ですね。

造作鑿はおよそ20本ほどあります。

 

 

安値の物は沢山あるけれど、

仮に腕前が二流であれば、

せめて道具だけは一流でなければ到底良い仕事はできない、というのが私の持論だからです。

 

 

 

大きい鑿ですが、造作時と同じように、1mm弱の繊細な仕事をしていく事に変わりはありません。

 

 

安藤洋介