
食器は上と下の収納に、オープンな部分にはゴミ箱、カウンターには家電を横並びに配置するプランです。
よく、「吊戸棚は高い所にあるので、ほとんど使わない物を入れておくくらいしか使い道がない。」と聞きますが、
この造作吊戸棚は、通常の吊戸棚とは寸法が違うのでとても使い勝手が良いのです。
1.7mから天井までの吊戸棚を目線の高さくらいまでおろしてきて、
作業中頭を打ってしまわないように、奥行きを10cmほど小さくします。
6寸の小皿や鉢も入る寸法にしており、かなりの容量ですし、かがまなくても取り出せます。
カップやグラス類は奥行が浅い方が、奥のものも取り出しやすくなるんです。
扉は引き戸です。
大きな動きをしなくても開閉でき、開けたまま作業をしていても扉が邪魔になりません。

ダイニング側の収納には食卓で使うカトラリー等を収納しておけば、
家族が準備に参加しやすくなり、動線も交差しないので危なくないです。

使いやすく、心地よさを感じる台所収納を造ることが大事ですね(^^)
A.A