外塀の左官仕上げ

左官さんと骨材の配合等を変えて一緒に実験しました。

どれくらいの大きさの骨材を混ぜるかが決まったら、材料をコテで塗って、竹ぼうきで仕上げていきます。

 

竹ぼうきをどれくらいの力加減で引いて仕上げるか、自分達でもやってみては離れて確認、を繰り返します。

良い具合の仕上がりになりそうです(^^)

 

 

実はこの外塀、完成するまで何工程も経ています。

 

前回のblogで書いたように基礎と石垣へ鉄筋を入れた強固なベースにブロックを積み上げ

 

笠置にいぶし瓦を載せてからモルタルの下地を塗ります。

 

瓦を載せたら、ノンクラックモルタル塗り→仕上げ材の下塗りまで行って、

ようやく今回の左官仕上げに入る訳です。

 

因みに、このいぶし瓦は釉薬瓦と違って、空気や水に触れると色合いが変化し始めます。

もちろん規格製品なので瓦が水を吸ったりはせず、

表面の経年変化が早く、味わいのある仕上げにしたいというのが狙いです。

 

経年変化を劣化と言い嫌うのか、経年美化と捉えるかは人によって様々ですが、

風合いが変化していく様は自然なことであり美しいと感じます

 

A.A