リビングとダイニングの間に、
強力棟を支える杉の磨き丸太(独立柱)があります。
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9050-995x1500-1-679x1024.jpg)
今回は末口(下の根本側ではなく、上の梢側の切り口部分の直径)120mmのものを、
空間の大きさや、上に載る強力棟の寸法とのバランスを考えて選びました。
土台側と強力棟側のほぞを作っていきます。
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9059-1500x944-1-1024x644.jpg)
4mある柱に墨を引いて、柱を回しながら必要な長さに切ります。
(丸い柱にどうやって水平の墨を引くのか…は企業秘密だそうです(^^))
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9063-1500x967-1-1024x660.jpg)
綺麗な切り口ですね。
柱の中心に向かって切れ込みが入っているのは、「背割り」と言います。
乾燥収縮による割れを防ぐために予め入れておくもので、乾燥するとこの割れ目が開きます。
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9067-1500x1000-1-1024x683.jpg)
ここにほぞの墨を引いて、
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9075-1500x906-1-1024x618.jpg)
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9084-1500x994-1-1024x679.jpg)
ほぞを作ります。
![](https://ando-koumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_9085-915x1500-1-625x1024.jpg)
これは強力棟側の加工済みのほぞです。
A.A