半年前の材木市場で見つけた、「山桜(やまざくら)」の一枚板。
元口の方は60cm近くあったので、山の中でも存在感のある、樹齢数十年は下らない桜だったのではないかと想像できます。
削ることで荒い表面を平滑にすると同時に、厚みを調整し端正で力強い印象に。
また、形を整えて木肌が美しい部分を天板に用います。
蜜蝋ワックスを磨くように塗り込むと褐色の板に自然な光沢が出て、空間をきりりと引き締めていますね。
下駄箱・食器棚・本棚・テレビボード・作業机・ソファ・ダイニングテーブルなどなど…
多くの家具をオリジナルとして造っているY様邸。
これから家具造りが続きます!
A.A