柱や筋交、構造金物がきちんと施工されているか、
建築士の資格を持った検査員がチェックします。
検査は、保険の引き受けが出来るかどうかを確認する為のもので、
基礎の配筋検査と同様に、合格してからでないと次の工程に進むことはできません。
ただ、検査基準は最低限のものですので、
木造住宅の品質は大工棟梁の腕や会社の考え方で大きく違ってきます。
知識と技術を持って更に手を入れることもできるし、
知識も技術も持たずに手を抜くこともできるのです。
筋交(すじかい)は、通常45×90mmの米松を用いますが、ウッドショックの今では予算を上げてもどうやっても手に入らず、
45×90mmの栂材かスギ材かで悩みましたが、「基準強度」(※次回社長がブログにてご説明します)のもと耐久性を計算してそれは却下し、
いつもより大きく高値な45×105mmの米松を採用しました。
よって平時よりグレードアップし、施工しています。
これを見てもわかる通り、O様邸はウッドショックのさなかでの建築工事となりましたが、材料に一切の妥協はしていません。
これは「安藤工務店&材木屋さんの機動力と人間力」によって実現したものだと自負しています。
検査は合格し、サッシュの取付けです。
外部まわりの化粧材の工事へ続きます(^^)
A.A