空気の澄んだ秋晴れの気持ち良い日に、
無事O様邸の建前をおこなうことができました。
田んぼの中に建つO様邸は、5間×4間の20坪の平屋に、
軒と妻を大きく出した切妻屋根が架かった、簡素な佇まいとなっています。
軒の垂木が化粧(あらわし)となるので、外部と内部の境目の所に面戸板というものを入れる為のシャクリ(掘り込み)を予め入れています。
面戸板や垂木が縮んだとしても、空く(隙間が空く)ことがないようにする為の、上等な仕事ですね。
妻は全ての垂木・母屋が化粧なので、一本一本手渡しで上げていきます。
下屋根の部分は、外部の物置と、洗濯物干しのスペース。
化粧の掛け(受け)を打って、そこに垂木を架けていきます。
屋根仕舞いはまた次の日から杉板を貼っていくので、この日は屋根と壁をブルーシートで養生して、無事完了です。
この日はO様はお仕事でご不在でしたが、ご実家の方々には色々と差し入れを頂きまして、ありがとうございました。
今後も安藤工務店らしい綺麗な仕事で進めてまいりたいと思います。
A.A