まず初めは土の工事です。
砕石地業、墨出し用コンクリート、基礎の根入れのための地面の掘削工事から始め、
砕石地業、外周まわりの捨てコンクリート打設後、防水シートを敷いていきます。
完成後は土を埋め戻すので見えませんが、24cmの深さまで基礎の根を入れており、
この根入れが地震や台風の時に建物が移動・転倒するのを防いでいます。
基礎工事では、基礎配筋図にしたがって配筋をし、第三者住宅瑕疵保険の「基礎配筋検査」を受けます。
鉄筋の径やピッチ、コンクリートのかぶり厚など、コンクリートを打つ前に検査員が目視・計測をしての検査です。
検査後、外周のコンクリート型枠を組み、コンクリートを打設します。
立ち上がり部分に「アンカーボルト」や「ホールダウン金物」を設置してコンクリートを打設し、
コンクリートの養生期間を経て型枠を解体。
基礎の完成です!
基礎からニョキッと出ている背の高い金物が「ホールダウン金物」で、背の低い方が「アンカーボルト」です。
「土台や耐力壁」と「基礎」を緊結する為のもので、
建物が受ける風圧や地震の揺れによる、建物の浮き上がりや位置がずれるのを防いでいます。
(土台敷きで、どういった形になるかをまたお伝えいたしますね^^)
来月からは、いよいよ土台敷きや墨付け、刻みが始まります。
建築が立ち上がる様子をイメージすると、夢がふくらみます♪
A.A