どれだけ技術や道具が発達しても、
安藤工務店の家は、職方達の「手」で造られています。
T様邸の外壁は、自社大工(本隊)が檜のラス板を貼り、左官がモルタル下地を塗り…
そして、この後に塗装屋さんが弾性リシンを吹付けます。
O様邸の外壁は、自社大工が防火用の面材を貼り、
西粟倉の杉板と押縁を、1万本の真鍮釘の「手打ち工法」で留めていきます。
工場で作ったものを取り付けるだけではないので、
仕事の早い安藤工務店をもってしても、
時間と手間はかかりますが、
造られた建築をみると、やはり力があるなあと感じます。
A.A