「近代建築の三大巨匠」と言われたのはフランク・ロイド・ライト。
その弟子である「アントニン・レーモンド」が、
岡山ノートルダム清心女子大学を設計した。
そしてその弟子である明治生まれの「前川國男先生」は、日本近代建築の三大巨匠と言われ、
岡山では、岡山県庁を設計した。
その前川國男先生の弟子であり、
今や木造住宅設計の頂点に立っておられるのが、
尊敬している京都の建築家・横内敏人先生である。
今年6月から3度にわたって、共通の知人を介して、その横内先生から驚くべき連絡があった。
「岡山の安藤工務店の安藤さんに会いたい」
「今度岡山に行ったときに、安藤工務店さんの建築を所員らに見せて勉強させたい」と。
大変光栄な事であり、同時に恐縮していたが、
私も腹を決め、京都に赴いて横内敏人先生に会ってきました。
3時間半、手に汗握る「珠玉の時間」を送ることができました。
横内先生の義理の父である知の巨人と言われた「哲学者・梅原猛先生」のことや、建築の哲学について。
そして、場所そのものの魅力から学ぶことの多さなど、、沢山のことをご教授いただきました。
私のこれからの建築人生に多いなる影響を与えると確信しています。
本当にありがとうございました。
by 安藤洋介