古都・平城京(奈良)にて。

 

奈良に行く度に気になっていた県道104号線から見える大平原…

そう、「平城京跡」。

 

前日まで、キトラ古墳に行く予定でしたが、

台風の影響で計画を予定変更せざるを得ず、直前での義父の提案で行くことになった平城京跡。

行く前からワクワクしていました

 

 

 

大陸(中国)などからの客を出迎えたであろう「朱雀門」。

すぐ横を近鉄奈良線が通る。

 

 

 

 

圧倒的である。

 

台風後の影響でまだ風があり、隅木に取り付けられた「風鐸(ふうたく)」が、

心地よさそうに揺れていた。

現代生活上では聞くことのできない美しい音色を奏でていた

 

 

 

そして、

天皇がいたとされる「大極殿」。

歩き疲れた上の強烈な西日だが、それにも負けず前に進む。

やはり好奇心が勝る。

 

 

 

 

背景が空しか見えず、まさに古代がこうであったであろう、圧倒的かつ幻想的な風景です。

建築物としての大極殿の大きさにも驚愕しました。

 

 

古墳にしても、(飛鳥・奈良・平安・鎌倉時代の)神社仏閣にしても、

そのもの自体を見るのも勿論楽しいけれど、

その時代のバックグランドを調べて知識とし、

それと照らし合わせながらぼんやり眺めていると、

いつまでもその場所に居てしまいますね。

 

まさにロマンです

 

 

空以外には、遙か彼方に「山」が見えます。

義父が、山の名前と意味を一つ一つ教えてくれて、更にロマンを沸き立ててくれます。

 

 

旅の良し悪しは、「行く場所」も然りですが、「一緒に行く人で決まる」といつも思う。

 

 

by 安藤洋介