私が敬愛する建築家がよく愛用されていると聞く、京都の家具屋「興石」に行ってきました。
近代の数寄屋建築の第一人者といえば、故・中村外二棟梁か故・平田雅哉棟梁ではないだろうか。御二方とも明治生まれの大巨人である。
その内のお1人である中村外二棟梁(初代)が設立した工務店が営んでいるヴィンテージ家具屋が「興石」である。
置いている品物も雰囲気も特別で、素敵な時間を過ごせた。
勿論、また行きたいと思う。
結局のところ、家造りのセンスは、造り手が今まで見て・聞いてきたもの以上のものはできないと思う。私自身も危機感に似たものをいつも抱きながら、なるべく一流のものに触れるように気を付けている。お客様の描くさらにその先のものを創りだすために。。
PS 興石には、予約制ということもあって少し緊張してお伺いしたのだが、担当の女性の方がとても親切で笑顔を絶やされず接客していただいたので気持ちが良かった。
”造るもの・置いてあるものは、見る人を少し緊張させる程の一流物であるが、でも、人は優しい・・”
これですよね! 勉強になりました
by 安藤洋介