今回初めて訪れる材木屋さんへ。
こちらでは丸太を買い付けたものを挽いて一枚板に製材されており、
多くの種類の広葉樹、針葉樹の板が並べられています。
私達のような建築業の人の他に、木工作家さんもよく来られるようです。
選んだのは心材の褐色が美しいサクラと、杢目がキリッとしたタモの広葉樹2枚です。
木取りと仕上げの厚みを決めて加工場へ運んでもらいます。
今回も良い材を買い付けることができました。
ただ、材木業界の情勢は今もなお外国産の材木が高騰しており、
それに合わせるように国産材の価格も上がってきているとのことでした。
「売れるかどうか分からないので、丸太で仕入れるかどうかを躊躇っている。」
という店主の言葉に危機感を感じざるを得ません。。
買い付けた板は誠実な仕事をして建主に引き渡し、同時に木の魅力を発信していくこと。
できるところから始めたいと思います。
A.A