福島のアトリエの西面と北面の外壁は、
レッドシダー(日本では「米杉」と呼ばれている)の押し縁張りです。
夏には木々の緑に覆われていた建物も、
冬になって葉が落ちると全容が見えてくるのですが、
去年よりも冬が似合うように感じます。
外壁の真新しさが無くなり、良い味わいが出てきたからかなと思っています。
ようやくこの地に建物が馴染んできたといった感じでしょうか。
良い材料(高価ということではなく)と、
高い技術力で作られた建物は、古びて汚くはならず、
味わいや魅力が増していくんですね。
そして、寂しく見える庭ですが、
足元では冬の花が咲き始めていています。
ベニワビスケ(侘助椿)
トキワロウバイ
名残のムラサキシキブ
枯れたような枝にわずかに残る実が風情がありますね。
シロヤマブキ
A.A
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