久しぶりにお邪魔しました。
私は、竣工後のお宅を訪問する時には決まって、必ずやることがあります。
それは、「第三者の感覚、フラットの目線」でお宅を訪問することです。
そうすれば、安藤工務店の家を「他人が建てた家」として冷静なジャッジのもとで「分析」ができるからです。
さて、ここの周辺環境は長閑でありながら、
新興住宅地でもあり、
10棟ほどの新築を通り抜けて最後に「大窪の家」が建っています。
車をゆっくり走らせながら、
「外構工事含めて、随分お家が完成したな~」と思いながら、注意深く1棟1棟見ていきます。
そして、
新築群を抜けて、
「大窪の家」を見たとき率直に思ったこと。
「申し訳ないけれど、
建築の力強さは別格で、
それでいて周辺環境に溶けこんでいる…。
時間を経るほどに「建築の力強さ」が増していて、
植物たちも、見事に”周辺環境と建築”に共存している。」
中に入るや否や、
「”静謐な空気”が、
五感を通して伝わってくる。
これは”技術力と意匠性の高さ”で構成されている事は、誰であれ気付かされる」
奥様も日々、”たくさんの方々から”素晴らしい評価をいただいているようでした。
造り手自身の評価も高く、
そのうえ建主にも褒められ…。
造り手として、これ以上の幸せがあろうか。
元請け会社であるならば、この2つの評価をいただけなければ勝ちとは言えぬ。
by 安藤洋介