味わい深い建築を目指して、ここまでやって来ました。
私の姿勢は、どんな問題事が生じても、最初から最後まで一貫してぶれない。
そうでなくては、このような本物は創れないから。
そういう考え方に共感、尊敬してくれている職人がずっと私を支えてくれています。
ありがたいことです。




美装工事についても、傷や品質を細かく確認したいので、自分の手で行います。
毎現場驚かされるのは、傷が一つもないこと。
これは住宅業界では有り得ないこと。
ハウスメーカーでは、100箇所近くにテープを貼って、補修をお願いするところもある。
少なくとも、数十か所はリペア業者に補修させるのが一般的だ。
内障子や襖、畳など、美装後に入れます。
埃を少しでも浴びないために。
年間何百棟と見るであろう岡山住宅センターの完了検査員にも、「良いお家ですね」と言っていただいた。
「造り手冥利に尽きます」とお返しました。