外周部の土台は腐朽に強いヒノキ防蟻剤注入をしたもの、大引(床の荷重を受ける材)もヒノキです。
木製建具の部分は化粧になるので、注入材ではなく目がきれいなヒノキを選別しています。

土台は浮き上がりやズレを拘束するために、アンカーボルトで基礎に緊結していきます。
土台と基礎の間には基礎パッキンを挟み込み、床下を換気するとともに、
基礎コンクリートと土台を絶縁することで湿気が土台に廻らないようにしています。

土台、大引の間にトップランナー制度対象の床下断熱を入れて、床下地の構造用合板を土台や大引に取り付けていきます。

写真は畳を敷くために下地の高さを下げており、畳が入ったときに他の部屋と段差ができないようにしています。
通常の土台敷きは大工さんが3人/日で取り組むものですが、
安藤の現在の心境としては、できるだけ自らが手掛けたいと思っているようです。
安藤工務店の「品質」と「スピード」の秘訣の一つというわけです!
A.A