【足守川の平屋】木製建具の枠

南側には、嵌めごろし窓と組みわせた片引きの木製建具が2つ並びます。

 

ここに無垢のヒノキを加工しておいた四方枠を取り付けていきます。

化粧物に化粧物を付けるこの仕事は、何度やっても緊張します。

 

敷居を入れ込むための溝を鑿で彫ります。

 

2.7mある鴨居(上枠)の裏側にはあらかじめ溝細工をしておき、

躯体の溝に取り付けておいた「やといほぞ」を差し込んで強固に接合します。

方立(縦枠)のほぞは右側の溝に差し込んで、がっちりと一体化させ、方立側からしっかりとビズ止めをして、ダボの埋木で仕上げます。

 

ほぼ毎日開け閉めを繰り返す場所ですから、見た目ばかりを追わずにその動作に耐えうる堅固さが必要なんですよね。

ブルーシートをはずすと、開口部から冬の温かい陽の光が差し込みます。

 

A.A