岡南町の家【改修】

築40年の中古物件をご購入され、1階を中心とした改修工事を依頼された。
ご紹介のお客様が多い中、ホームページで弊社を見つけ出し、事務所までお越しくださった奥様。
「大切な家族と素敵な空間で過ごしたい。」とお思いになって弊社まで足を運んでくださったと思うと、初日から、「ただのリフォームでは終わらせない」という熱い想いでいっぱいになった。この物件でも、知恵と情熱が求められた。
外観の塗装は、茶色と白色の2トーン仕上げで特徴を出しつつも、あくまで、さりげなく佇んでいる様を大切にし、品のある色合いとした。
中は、1階床を自然素材の無垢の杉板を貼り、自然塗料仕上げとし、リビングの天井も杉の羽目板を貼り、デザイン・質感・心地よさを大切にした。
南・東・西と三面に隣家がせまっている事もあり、採光の関係上できるだけ明るく優しい雰囲気を出すように心掛けた。
照明と壁と自然素材の柔らかな色合いと質感が、既存の色合いとは全く違う空間に変化させつつも、しかし調和がとれるようにもしている。
設計から全ての工程を手造りで仕上げたキッチンが、このお家の中心となっている。
改修工事では特に、見えない構造的なところにも、造り手の考え方が顕著に表れていると思う。

竣工:2016年
所在地:岡山県
構造規模:木造在来工法 2階建
設計・施工:安藤工務店